「都合のいい関係」の意味とは?片方だけが我慢しているサインと、納得できる関係の決め方

「都合のいい関係」の意味とは?片方だけが我慢しているサインと、納得できる関係の決め方

「それって都合のいい関係じゃない?」。恋人ではない相手と会っていると、そう言われることがあります。でも、都合のいい関係とは、どんな関係のことを指すのでしょうか。悪いことなのでしょうか。

ここでは、「都合のいい関係」の意味、本命との違い、そうなりやすい理由と人の特徴、そして納得できる関係にする方法・抜け出す方法を、男女どちらの立場からもまとめます。

先に結論

  • 「都合のいい関係」は、恋人のような約束はせずに、会いたいときだけ会う関係のこと。
  • もともとは、片方だけが得をしていて、もう片方が我慢しているという悪い意味で使われることが多い。
  • お互いに納得していれば、気軽で楽な関係にもなる。分かれ目は「2人で決めたかどうか」。
  • 本命かどうかは、言葉ではなく「昼に会うか」「先の予定を入れるか」「周りに紹介するか」など、相手の行動に出る。

「都合のいい関係」の意味

使われ方 意味
悪い意味 片方が会いたいときだけ呼ばれ、もう片方は恋人になりたいのに言い出せない関係。「都合のいい女(男)」とも。
そのままの意味 お互いの予定や気分に合わせて、無理なく会える関係。恋人の約束や束縛がない。

同じ言葉でも、言っている人がどちらの意味で使っているかで受け取り方が大きく変わります。友達に「都合のいい関係だね」と言われたときは、心配されている(悪い意味)ことが多いでしょう。

セフレ・〇〇フレとの違い

都合のいい関係は、特定の関係の名前ではなく、関係の「あり方」を表す言葉です。セフレやソフレ、メシフレなどの関係が、片方だけに都合よく続いていると「都合のいい関係」と言われます。それぞれの意味は「〇〇フレの種類と意味」にまとめています。

似た言葉に「キープ」があります。キープは「本命が見つかるまでの予備として、つなぎとめておく」ことで、都合のいい関係の中でも、片方が相手を保険にしている状態を指します(恋愛の「キープ」とは?)。

本命と都合のいい関係の違い

相手が自分を本命として見ているかどうかは、言葉よりも行動に出ます。次の表で、相手の行動がどちらに近いかを見てみてください。

見るところ 本命への行動 都合のいい相手への行動
会う時間 昼のデートや休日の外出がある 夜だけ、家やホテルだけ
予定の立て方 何日も前から約束する。先の予定の話が出る 直前に「今から会える?」と連絡が来る
連絡 会わない日も、なんでもない連絡がある 会いたいときにだけ連絡が来る
周りの人 友達に会わせる、写真をSNSに載せることもある 人目のある場所や知り合いを避ける
気持ちの話 「付き合おう」「好き」がはっきりしている 関係を聞くと話をそらす、あいまいに笑う
相手の都合 こちらの予定や体調を気にしてくれる こちらが断ると連絡が減る

1つ当てはまるだけで決めつける必要はありませんが、右の列ばかりなら、相手にとって自分は「会いたいときだけの相手」になっている可能性が高いと考えられます。

片方だけが我慢しているサイン

サイン こんな状態
連絡するのはいつも同じ側 会いたいときに連絡するのは片方だけ。もう片方は待っている。
会う時間がいつも夜だけ 昼のデートや、休日に出かけることがない。
予定が直前に決まる 前から約束することがなく、「今から会える?」ばかり。
気持ちの話を避ける 「私たちって何?」と聞くと、話をそらされる。
会ったあと、さみしくなる 会っている間は楽しいのに、帰り道や翌日にむなしさが残る。

どれも、2人の気持ちがずれているかもしれないサインです。とくに最後の「会ったあとにさみしくなる」は、自分が我慢している側だという、いちばん分かりやすいサインです。

都合のいい関係が続いてしまう理由

都合のいい関係は、どちらか一方だけが悪くて続くものではありません。呼ぶ側と応じる側、それぞれに続けてしまう理由があります。

立場 よくある気持ち
呼ぶ側 恋人にするほどではないが、一緒にいると楽しい/今は誰とも付き合いたくない/ほかにも気になる人がいる/関係をはっきりさせると、今の楽さがなくなりそう
応じる側 断ったら会えなくなりそう/いつか本気になってくれるかもしれない/一人でいるよりはさみしくない/関係を聞いて、終わってしまうのが怖い

どちらの側も、「はっきりさせたら今の関係が壊れる」と思っているのが共通点です。だからこそ、話し合わないまま時間だけがたってしまいます。

都合のいい関係になりやすい人

  • 誘いを断れない:急な誘いにも毎回応じていると、「いつでも会える人」になりやすい。
  • 自分の希望を言わない:会う場所や時間を、いつも相手に合わせている。
  • 関係の話を先に延ばす:「そのうち付き合えるかも」と、確かめるのを後回しにしている。
  • さみしさで会っている:相手が好きというより、一人の時間を埋めるために会っている。

これは男女どちらにも当てはまります。男性でも、彼女の都合のいいときだけ呼ばれる「都合のいい男」になっていることがあります。自分がそうなっていないか気になるなら「キープされてる?診断【男性向け】」でチェックできます。

お互いが納得できる関係にするには

決めること ポイント
恋人になるつもりがあるか 最初に正直に伝える。あいまいにすると、片方だけが期待してしまう。
会う頻度と連絡 どちらかだけが呼ぶ形にしない。相手の都合も聞く。
ほかの相手のこと 恋人ができたら終わりにするのか、続けるのか。
やめたくなったとき どちらからでも、言い出していいことにしておく。

自分が「呼ぶ側」なら

会いたいときに連絡するのがいつも自分なら、相手を我慢させている側かもしれません。相手が無理をしていないか、ときどき確かめましょう。

  • 直前の「今から会える?」ばかりにせず、前もって予定を聞く日もつくる
  • 相手から断られても、態度を変えない
  • 恋人になるつもりがないなら、期待させる言い方をしない
  • 相手の様子が変わったら、「今の関係、無理してない?」と聞いてみる

はっきり伝えるのは気まずいかもしれませんが、あいまいなまま相手の時間を使わせるより、ずっと誠実です。

都合のいい関係から抜け出すには

「この関係を変えたい」と思ったら、やり方は2つです。恋人になりたいのか、終わりにしたいのかで、伝え方が変わります。

恋人になりたいとき

まずは、夜だけでなく昼に会う予定を自分から出してみます。応じてくれるなら、関係を変える余地があります。そのうえで「ちゃんと付き合いたいと思ってる」と、気持ちをはっきり伝えましょう。返事がはぐらかされるなら、それが相手の答えだと考えたほうがいいかもしれません。

終わりにしたいとき

黙って連絡を絶つより、「これ以上この関係を続けるのはやめたい」と一言伝えるほうが、あとに引きずりません。理由を細かく説明する必要はありません。そのあと誘われても、気持ちが変わっていないなら応じないことが大切です。

どちらの場合も、急な誘いにすぐ応じるのを少し控えるだけで、関係は変わり始めます。会うかどうかを自分でも決めている、という状態をつくることが第一歩です。

相手の気持ちが変わったら、話し合う。最初は納得していても、会ううちに片方が本気になることはよくあります。そのときは、関係を見直すか、終わりにするかを2人で決めましょう。体の関係があるなら、避妊と性感染症の予防も忘れずに。

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「大人の関係」という言い方との違いは「「大人の関係」とは?」で、使われる場所ごとに整理しています。

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よくある質問

「都合のいい関係」とはどういう意味?
恋人のような約束をせずに、会いたいときだけ会う関係のことです。片方だけが得をして、もう片方が我慢している、という悪い意味で使われることが多い言葉です。
都合のいい関係とセフレは同じ?
同じではありません。セフレは関係の種類の名前、都合のいい関係は関係のあり方を表す言葉です。セフレの関係が片方だけに都合よく続いていると、「都合のいい関係」と言われます。
本命か都合のいい関係か、どうやって見分ける?
言葉より行動を見ます。昼のデートがあるか、何日も前から予定を入れるか、会わない日にも連絡があるか、知り合いに会わせるか。どれもないなら、都合のいい関係の可能性が高いと考えられます。
都合のいい関係から恋人になれる?
なることもありますが、片方だけが望んでいる場合は難しいこともあります。昼に会う予定を出してみる、気持ちをはっきり伝えるなどして、相手の反応を見ましょう。
男性でも「都合のいい男」になることはある?
あります。彼女から連絡が来るのは会いたいときだけ、こちらの誘いは断られがち、関係を聞くとはぐらかされる、といった場合は、相手にとって都合のいい存在になっているかもしれません。
都合のいい関係を終わらせるには、どう伝えればいい?
「この関係を続けるのはやめたい」と短く伝えるだけで十分です。理由を細かく説明したり、相手を責めたりする必要はありません。伝えたあとは、誘われても応じないことが大切です。

ほかの言葉は「「ワンチャン」の意味」「マチアプ用語集」をどうぞ。